レポート

2021.12.30

『HIMEHINA LIVE 2021 希織歌と時鐘』レポート。ヒメヒナがみんなと叶えた願いがここに……

2021年11月9日(火)に開催された、バーチャルアーティストHIMEHINA(ヒメヒナ)のライブ『HIMEHINA LIVE 2021 希織歌と時鐘』。

7月21日に発売された2ndアルバム「希織歌(Kiryca)」を冠したこのライブは、2年もの製作期間を経て、更に成長した田中ヒメと鈴木ヒナの2人が歌声と表現力を注ぎ込んだ渾身の楽曲たちで構成された珠玉のライブとなった。

ヒメヒナとジョジ(ヒメヒナファンの総称)たちの願いがひとつになった熱狂したライブ。みんなにとってかけがえのない一夜となったこのライブの様子をお届けする。

新型コロナウィルスの影響もあり、2ndアルバム発売直後の実施予定から2度の延期を経て、オンラインでの開催となった今回のライブ。

会場となった豊洲PITにファンは集結できなかったものの、その想いはネットを通して会場で歌うヒメヒナの心に届けられた。

開場するとまずはジョジによるファンアートを紹介する「ヒメヒナアート美術館」のコーナーがスタート。
 


美麗なファンアートの数々が披露される中、開場まもなくというタイミングにもかかわらず、Twitterでハッシュタグ「#ヒメヒナキリカライブ」をつけて感想をつぶやくジョジの勢いは止まらず、この段階ですでに日本のTwitterにおけるトレンド5位を記録。最終的にはトレンド1位となるほどの勢いを見せた。


続いて行われた見どころ紹介では、演目の紹介や美術セットへのこだわり、ダンスの見どころなどが紹介された他、ARでジョジのコメントがライブ空間に表示される演出の説明もあり、実際にコメントの表示がオンになるとステージ全体にいくつものコメントが浮かび上がった。


そして、静かに響き渡る「タタタ……」という声。2ndアルバム「希織歌」に収録されている「黙劇」のイントロから満を持してライブがスタート!

 
厳かな楽曲とともに、2人のはかなくもあり、静かな力強さも感じさせる歌声が流れる。


「願いを言葉に、希望を歌に」という2人の台詞で締めくくられると、会場の雰囲気は一変。

 
明るい曲調の中、ステージに登場したヒメヒナの2人がマイクを挟んで漫才のような楽しいトークを展開してくれた。

ヒメ「新衣装お披露目! かわいいでしょ、この衣装」
ヒナ「間違えて、いつもの衣装着てきちゃったよぉ!」

という軽妙なやりとりがありつつ、ステージアウトするヒメヒナ。
同時にカウントダウンがスタート。

カウントダウンが終わると、2ndアルバム「希織歌(Kiryca)」収録の「キリカ」のパワフルなリズムが鳴り響きジョジのボルテージもヒートアップ!


熱いコメントが飛び交う中、そのままダンサブルな楽曲「Mr.VIRTUALIZER」に突入!


ライブで歌う楽曲のダンスを通しで20回以上練習したというヒメヒナ。
パワフルな歌声とダンスがファンを魅了する……。

そのままの「相思相愛リフレクション」、「3分ガール」と疾走感あふれる楽曲で駆け抜けるヒメヒナ。


続いてヒメヒナの演技力が光る「Int:抜ケ駆ケ07&11」から「ボクラハ&ナイデ」、「Int:孤独という病」から「氷少女と陥落街」というヒメヒナならではの表現力とメッセージ性にあふれた楽曲が披露された。

スタートから走り続けたライブはここでMCコーナーへ。ジョジのコメントを見つつ、niconico(ニコニコ生放送)、bilibili、Twitter、YouTubeそれぞれの視聴者と恒例の「はおー!」のコール&レスポンスで盛り上がる。


そして、ここからは怒濤のメドレーに突入!

「ヴィラン」、「嗤うマネキン」、「メリーバッドエンド」、「廻廻奇譚」、「グッバイ宣言」、「ヴァンパイア」、「KING」と人気楽曲のカバーでジョジの心をがっしりと掴むと、カバーパートは「だれかの心臓になれたなら」で締めくくられた。


カバーパートが終わると、それぞれが作詞したソロ曲「Resistance!」と「花れ話れ」に関するインタビュー映像が会場に流れた。

「花れ話れ」を作詞したヒメさんが「人生は回り道ばっかりだから、そんないろんなルートを歩んで行く過程を歌詞にしました」と語ると……


「Resistance!」を作詞したヒナさんは「正しく生きていても不正につぶされてしまうこともある。不正に負けずに正しい自分でありたいという想いを込めた」と語る。

2人の想いがこもったオリジナル曲……。

インタビューが終わるとそのままヒナさんが登場し、ソロ曲「Resistance!」を披露! 熱い想いを歌声に乗せて、会場を熱気の渦に包む。

続いてはヒメさんが作詞した「花れ話れ」。
ヒメさんがしっとりとした歌声が今度は会場を優しい空気へと変える。

ヒナさんへの想いも込めて「花れ話れ」を歌ったヒメさんが涙ぐむ場面もありつつ、MCコーナーでは、なんとソロ曲を収録したミニアルバムのリリースについても発表!

MIMEHINA 1st Mini Album『相対二等心』特設サイト

嬉しいサプライズにコメント欄が盛り上がる中、兎鞠まりさん、ときのそらさん、緑仙さん、富士葵さん、ミライアカリさん、ピーナッツくんといった仲の良いVTuberのみなさんから「ライブ開催おめでとう」のメッセージが流れる。

メッセージが終わると、そのままライブは後半戦に突入。「フリコドウル」、「ヒトガタ」とヒメヒナならではの、シンクロとパワフルな歌声、そして華麗なダンスで再びジョジのボルテージは上がって行く。
 

一気にボルテージを上げたかと思いきや、今度は急にお風呂でしりとりを始めるヒメヒナ。

 ヒメ「ヒトガタのタね」
ヒナ「旅人」
ヒメ「飛び方」
ヒナ「高飛び」
ヒメ「ビル風」
ヒナ「絶対、どこにも行かないでね」
ヒメ「(照れて)いかないにゃ~」

ヒメヒナらしいやりとりから、次の曲へとつなげる自然な流れ。面白さと可愛らしさと深いメッセージ性……。

ヒメヒナの真骨頂とも言えるこの流れで「テト」、「Int:幸せの姿」、「流れ行く命」、「Int:声魂」、「こだましがみ」と情緒たっぷり歌い上げる2人。

「こだましがみ」のラストでは事前にジョジから送られてきたボイスを使った大合唱も行われ、2人も涙ながらにみんなとの心を重ねた。


幕間のMCでヒメさんが「(涙を)我慢できないよ」と涙を流す中、これまたみんなの合唱とともに盛り上がる「ララ」が披露される。

「ララ」で会場が一気に盛り上がったところで、再びしっとりとした空気が包み込み「Int:雨ノチハレリ」でしっとりと語りかけると、今度は「水たまりロンド」で、駆け抜けるようにパワフルな歌声を披露する。

気づくとライブがスタートして2時間……。あっと言う間に時が過ぎ去っていく中、披露されたのは「あどけない世界に止まない歌を」。二人の奏でるハーモニーがファンの心をひとつにしていく。

「明日も明後日も一緒に笑えますように」

二人のメッセージとともに、幕が閉じる。

「バイバーイ」と2人がステージアウトするとステージを埋め尽くす勢いで流れる感謝とアンコールのコメント。

みんなの想いに答えるように「まだまだ終わりじゃないぞ」と叫びながら登場したヒメヒナは「琥珀の身体 」のRemixバージョンをバンドメンバーの熱い演奏に乗せて歌い上げる。

そのまま「藍の華」と「アダムとマダムと藍の歌」の Remixバージョン、「うたかたよいかないで」と続けて披露すると、ファンのボルテージは最高潮!

そして、なんとここで最後のビックサプライズとして、2021年2月7日に行われたライブ「藍の華」と今回のライブを収録したBlu-rayの発売が告知された。

MIMEHINA 2nd Live Blu-ray Disc『アイエナイボクラ』特設サイト

ジョジの心がひとつになったライブBlu-rayのリリースにさらなる盛り上がりを見せるコメント欄。

ライブの終わりが迫る中、最後は2人がライブにかけた想いと、お互いに向けた想いを書き綴った手紙が披露された。
 
 

2人の想いと応援してくれているみんなへの感謝の気持ち……。

ラストは、そんな熱い想いを込めて、これまたビッグサプライズとなる新曲「未来は軌跡のキスの先」を歌うヒメヒナ。

 
熱く、強く、パワフルに、そしてしっとりと……。感動と笑いと、そしてサプライズ盛りだくさんのライブは幕を閉じる。

「ごきげよう!」

いつもの締めでジョジのみんなに手を振る2人。

2時間50分の熱いひとときはこうして終わりを迎えた。ヒメヒナと参加したみんなの熱い想いが籠もったこのライブ。Blu-rayのリリースも発表されたのでぜひ繰り返し、視聴して熱いひとときを何度も味わって欲しい。

 

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