レポート

2022.01.31

『initial step in NIJISANJI』虹を描き続けた「にじさんじ1期生」メンバーたちの積み重ねの結晶がここに

2021年10月31日に開催された、にじさんじ1期生メンバーによる3Dライブ『initial step in NIJISANJI』。本記事では、その様子をお届けする。

初配信でのコメントがピックアップされたオープニングムービーでライブが開始。普段のライブでは、1~2人の歌パートから始まるところ、なんとスタートから全員が登場する。1期生全員によって初めて「歌ってみた」が投稿された楽曲『Mr.Music』を、ライブバージョンとして改めて披露した。

 ついに3Dの姿で集結した1期生全員がステージに集まり、挨拶が行われる。笑いを絶やさない流石の場回しだが、2018年には予想だにしていなかった光景に会場はエモさで満たされていた。

 続いてモイラさん、勇気ちひろさん、樋口楓さん、えるさんの4人によるユニット「もちがえる」による『恋は渾沌の隷也』によって、感慨深さに包まれていた観客のボルテージを一気に引き上げる。そこから鈴谷アキさん、渋谷ハジメさんの「漢組」コンビによる『よっしゃあ漢唄』で迫力の殺陣を披露、『タルト・タタン』ではアイドル衣装を持つ静凛さんと月ノ美兎さんが、バーチャルアイドルであることを改めて知らしめるようなダンスを見せた。

4曲が連続で披露されたところで、一旦MCパートに突入。少しうまくいかなかった静凛さんが地団太を踏んだり、曲の振り返りが行われる。さらに、ステージサイドまで大きく展開されているスクリーンに各メンバーが向かい、ファンサービスする。

続いての歌唱パートでは、初日に配信を行った渋谷ハジメさん、月ノ美兎さん、鈴谷アキさん、静凛さんの4人が、『福寿草』を椅子に座りながらしっとりと歌い上げる。その後、鈴谷アキさんが自身の好きなアーティストとして挙げていたYOASOBIの楽曲『怪物』を、赤い月をバックに堂々と歌唱した。

続いて、樋口楓さんと勇気ちひろさんのふたり組「でろちー」が登場。まさにふたりが歌うのにぴったりと言っていい楽曲『おこちゃま戦争』を披露する。立て続けに、勇気ちひろさんが魔法を使ったかと思うと、少年ボイスである「ちーくん」の状態で『うっせえわ』をクールかつ荒々しく歌い上げた。

ここで再びMCパートに。ここでは、にじさんじの代表的な楽曲である『Virtual to LIVE』を各々好きなタイミングまでリレー方式で歌いつつ、自分の番で最後のコーラスに入ってしまったら負けというミニコーナーが行われた。

普段ならアンコール後のトリとして歌唱されてもおかしくない楽曲を大胆に使用するという点でもインパクトが強いが、罰ゲームではなんと、負けたメンバーの目の前で爆弾が爆発するというトンデモ展開に。最終的に負けてしまったのは、渋谷ハジメさん。なんとリハーサルでも負けてしまったらしく、「罰ゲーム担当として生きていく」という悲しい宣言が会場内にこだますることとなった。

続いての歌唱パートでは、大人気リズムゲーム『リズム天国』に収録されている楽曲『ドキッ!こういうのが恋なの?』を、月ノ美兎さんとえるさんのふたりが披露。ライブイベントで観客全員でリズムゲームをするという、前代未聞のパートとなっていた。さらに、続いてはモイラさんによるソロ歌唱なのだが、なんと背景にはカラオケのような歌詞表示が。往年の大ヒット曲である『狙いうち』を、華麗なダンスも合わせて見せた。

インパクトの強いステージが続くが、それに負けじと渋谷ハジメさんが和風の衣装と背景、歌声が非常にマッチした状態で、ロックな楽曲『曇天』をギターを構えながら歌い上げる。続けて、FPSゲーム『エーペックスレジェンズ』を配信でよくプレイするえるさんと勇気ちひろさんのふたりで、同じくシューティングゲームをテーマにしたアニメのオープニング曲である『流星』を、高い歌唱力を存分に生かしながら披露した。

MCパートで曲の振り返りを挟みつつ、ライブも佳境に迫る。ここでステージに現れたのは、樋口楓さん、月ノ美兎さん、モイラさんの「でろもいみと」。某インドを思い出させるダンスを見せながら『マツケンマハラジャ』を披露する。続いて、樋口楓さんとえるさんが登場。ふたりによるユニット「かえる」のファンメイド曲をメドレーで歌い上げた。

さらに「にじさんじは家族」と言っていた渋谷ハジメさんが、テレビアニメ『有頂天家族2』のオープニング主題歌である『成るがまま騒ぐまま』を歌唱し、続けて、鈴谷アキさんによるファンメイド楽曲『Brand New Day's』を披露。最後の4曲は、常に視聴者の予想外の行動を取りつつも、ファンやライバー間との繋がりを紡いできた「にじさんじ」らしさを象徴するようなパートとなった。

しかし、ここで終わらないのがにじさんじのライブ。観客たちの拍手とコメントによるアンコールに応えるべく、月ノ美兎さん、樋口楓さん、えるさんのトリオは『君にジュースを買ってあげる?』を、THE FIRST TAKE再現コントから始まり、破天荒に歌唱する。

凛さんと渋谷ハジメさんのコンビは、にじさんじのなかでも象徴的な「月」を彷彿とさせる楽曲
『DREAMS』を、モイラさん、勇気ちひろさん、鈴谷アキさんの「モほすず」トリオは『みっつ数えて大集合!』をそれぞれ披露した。

ここで、最後のMCパートに突入。終わりたくなくなってしまった勇気ちひろさんや鈴谷アキさんが涙ぐんでしまう一幕もあったが、それを明るくフォローするメンバーたちの姿が、これまでにじさんじがいかに大きくなってきたかを表しているかのように感じさせた。

満を持して、今回のイベントを記念したオリジナル楽曲『1 ∞ color』が、1期生全員によって披露される。今回のイベントの1曲目に披露された『Mr.Music』を手掛けたれるりり氏であり、いちから始まったにじさんじというグループの、これまでとこれからを感じさせるエモーショナルな空間を演出。楽曲が終わると万雷の拍手のなか、今回のイベントは幕を閉じた。

■出演者の振り返り・感想配信も併せてチェック!


 

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