レポート

2022.09.24

にじさんじ甲子園の熱い夏はまだ終わらない! 「TGS2022」を舞台に熱戦を繰り広げた、加賀美ハヤトさん、リゼ・ヘルエスタさんの交流戦レポート!

 

2022年9月18日(日)、幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ」。KONAMIブース「パワプロ2022ステージ」では、「にじさんじ甲子園」エキシビションマッチが行われました。

「にじさんじ甲子園」は、人気バーチャルライバーグループ「にじさんじ」が夏に開催している『eBASEBALL パワフルプロ野球』を用いた恒例イベント。

高校野球チームの監督となり、複数の選手を同時に育成する「栄冠ナイン」モードをゲーム内時間の3年間でプレイし、にじさんじライバーをもとにした選手でチームを作成、対戦させるという人気企画です。

同モードでは、試合は基本的にコンピューターが進行。プレイヤーは特定の場面での戦術指示、采配のみを行います。自分で操作できないためランダム性が強いですが、その分ゲームが苦手な方でも楽しめるモードとも言えます。またランダムが故にドラマも生まれやすく、ライバーたちの育成配信も人気です。



今回は、2022年に優勝したリゼさん率いる「王立ヘルエスタ高校」と、2021年の覇者、加賀美さん率いる「加賀美実業高校」による時を超えたドリームマッチが行われました。

イベント開始前には、『eBASEBALL パワフルプロ野球2022』の主題歌を担当するシンガー・パン野実々美さんが登壇。「群像夏」を歌い上げます。

さらに、今回は「にじさんじ甲子園」の名場面をバックに、『パワプロ』主題歌の中でも根強い人気を誇る「Never-ending tale」を熱唱して会場を盛り上げました。

ライブパートが終わるとステージにはリゼさん、加賀美さん、そして企画主催者の舞元啓介さん、実況を務めるゲームキャスターの田中一朗さんが登場します。

今回の球場となる「阪神甲子園球場」は、全体的に狭くホームランが出やすいと解説する田中さんに対し、加賀美さんは「いい情報ですね」とニヤリ。本戦でも打撃で魅せてきた「加賀美実業高校」にとってはまさに追い風です。

お馴染みの「デュエル」「やきうの時間だああああああああ!」の掛け声とともにゲームはスタート。

さっそく「加賀美実業高校」が2回ウラまでに2点を先取して圧倒的な攻撃力をみせつけます。守りでも投手「社築」が冴えたピッチングで三振を量産するなど、攻守ともに絶好調です。

しかし、「王立ヘルエスタ高校」も反撃の狼煙を上げます。4回オモテでは下位打線から怒涛の攻撃が続き、投手「月ノ美兎」のバントでランナーを進塁させると、ヒット連打で得点を重ねていきます。本戦で大活躍した「ンゴ」、4番スラッガー「静凛」の活躍もあり、4点を獲得して逆転を果たします。

フォークボールで強力打線を抑えるピッチャー「月ノ美兎」、走力Sを活かした「奈羅花」の盗塁や、実況解説に「なにかとんでもないことを起こしそう」とハラハラされる「文野環」など、お二人が心を込めて作り上げた選手たちが大活躍! これぞ「にじさんじ甲子園」の醍醐味です。

中盤は両チームとも固い守備で一歩も引かない戦況が続きますが、好調だった「社築」に疲れが見え始めます。リゼさんの代打、代走の的確な判断で「王立ヘルエスタ高校」が9回ウラまでに7点を獲得し、一気に突き放します。

追い込まれた「加賀美実業高校」は、9回ウラにリリース投手「伏見ガク」が投げた甘い球を、2番「ニュイ」がスタンドへと叩き込みます。逆転こそ叶わなかったものの、意地のホームランに会場からは大きな拍手が巻き起こりました。

試合結果は7対3で「王立ヘルエスタ高校」の勝利となりました。互いの長所を見せつけ合うような試合展開は、まさにファンたちが望んだ優勝校同士の戦いとなりました。

最後にリゼさんは「選手と意思疎通ができた試合でした!」と勝利の喜びを噛み締めます。加賀美さんは「観客の方がいる場所でパワプロが出来てよかった。加賀美実業よくやってくれた!」と選手たちに労いの言葉をかけました。

舞元さんは「こういうイベントはできないと思っていた。優勝校同士の戦いは夢のようでした」と、「TGS」という大舞台で「にじさんじ甲子園」イベントを開催できたことに感激していました。

こうして「にじさんじ甲子園2022」は幕を下ろしました。少し寂しいですが、来年の夏にまた新たな伝説が生まれることを期待しましょう!

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