
2022年4月29日、30日の2日間にわたり、幕張メッセにて「VTuberFes2022」が開催されました。
「ここに集って つなごう! ぼくたちのピースを。」の合言葉のもとにおこなわれた本ライブは、まさに名だたるVtuberたちが集結した祭典。現地での盛り上がりはもちろん、「ニコニコ超会議」らしい応援コメントも飛んでいました。
本稿では、「VTuberFes2022」DAY2の様子をレポートしていきます!
まずは、「ホロライブ」3期生・不知火フレアさんと、大人気スマートフォン向けゲームアプリ『#コンパス』より参戦した、Voidoll、双挽乃保さんがステージへ登場! 同ゲームのテーマソングでもある「ダンスロボットダンス」を、透き通るハイトーンボイスで歌い上げます。
3人の息の合ったダンスに会場中もクラップで合わせます。一曲目からエンジン全開な選曲に、コメント欄も大いに盛り上り! また、不知火フレアさんと、新作ゲームアプリ『#コンパス ライブアリーナ』のコラボも発表され、会場からは喜びの拍手が起こっていました。
最後はオリジナル曲「Smile & Go!!」を披露。太陽のように周囲を照らすフレアさんらしい前向きな楽曲で、トップバッターとしての役目を見事に果たしました。
フレアさんから、しぐれういさんへとバトンタッチ。「スイートマジック」で会場に甘い魔法をかけます。初となる大きなステージでのライブでしたが、臆することなく持ち前の可愛さと癒やしが詰まったパフォーマンスを披露していました!
入れ替わるように登場したのは、神楽めあさん。歌唱難易度が高いとされる「Ubiquitous dB」を可憐に熱唱します。彼女の動きに合わせてユラユラと揺れる上着に目を奪われた方も少なくはないでしょう!
その後、しぐれういさん、神楽めあさんによるコラボも! 疾走感で突っ走る「トンデモワンダーズ」で会場&コメントの熱を上げていきます!
続く犬山たまきさんは、オリジナル曲「ぼくのしーくれっと」を熱唱。オトコノコの秘密を歌った、たまきさんらしい一曲。ファンたちとの「な・い・しょ」な空間を作り上げます。
入れ替わるように、犬山たまきさんの妹分ともいえる白雪みしろさんがステージに登場。こちらもオリジナル曲である「ミックスシロップ 」を披露しました。柔らかな歌声と、優しいメロディに包まれ、会場は至福のひとときが訪れていました。
たまきさんは2019年以来の参加。今回はみしろさんとの共演も叶い、とても喜んでいる様子でした。最後は2人が所属する「のりプロ」の代表曲「トキメキノーツ♪」を「Mercies」バージョンで会場に届けました。
「VTuberFes」の魅力の一つは、ここでしか見られない異色のコラボ! DAY2では、まずはHACHIさん、KMNZ、富士葵さんによる共演が叶いました! 「グッバイ宣言」を最高のチームワークで披露! KMNZのLIZさんは、同楽曲を歌ってみたとして投稿していますが、こうして4人で歌うとまた違った良さがあります!
ライブも中盤に差し掛かり、満を持して登場するのは星街すいせいさん。様々な活躍で、Vtuberとしての常識(テンプレート)を作り変えてきた彼女は、新曲「TEMPLATE」を熱唱します。「ホロライブ」の歌姫と称される彼女のステージは圧巻の一言。歌い終えた後には「この後にコラボがあります!」とファンたちに期待を残します。
独自の世界観で会場を染め上げるのは、「ミライアカリ」の別人格であるココロヤミさん。バックスクリーンに雨のような波紋の演出が印象的な「雨のせい」を披露。一度耳にすると頭に残るダウナーなラップが心地良い一曲です。
続けて”雨”をイメージした楽曲「Rainy proof」で登場したのは、HACHIさん。悲しげなメロディと、透き通るような歌声は、聴く者の心を癒やしていくようです。先ほどのコラボの時とはガラッと印象も変わり、彼女が持つ表現力に驚かされます。
KMNZは新曲「SKOOL」で殴り込み。LITAさんのクールボイス&元気かつキュートなLIZさんの歌声が折り重なり、楽しさをとことん追求したラップとメロディは、会場の熱気を上昇させました!
バックダンサーを引き連れての登場は富士葵さん。披露した「クリティカル・シンキングオフィシャル」は、加藤冴人さんが手掛ける新曲。変拍子が特徴的な曲ですが、ファンたちはサイリウムを振り、全力でエールを送ります。
後の司会者MCで「こんなに”ね”という単語を聞いた日はない」と言わしめたのは、「ホロライブ」5期生・桃鈴ねねさん。彼女の名刺代わりともいえる楽曲「ねねねねねねねね!大爆走」で所狭しとステージを駆け巡り、文字通りの大暴走を繰り広げました!
続いて、桃鈴ねねさんに加えて、同じく「ホロライブ」5期生である獅白ぼたんさん、雪花ラミィさん、尾丸ポルカさんがステージに登壇。思わず手を叩きたくなる彼女たちの代表曲「BLUE CLAPPER」で会場を揺らします。
神出鬼没のバーチャルサーカス団「VALIS」が、幕張メッセでオンステージ! NEFFY(ネフィ)さん、NINA(ニナ)さん、RARA(ララ)さん、MYU(ミュー)さん、VITTE(ヴィッテ)さん、CHINO(チノ)さんたちが、圧倒的な歌唱力とダンスで魅せる「残響ヴァンデラー」を披露します。
「過去を喰らう」のイントロとともに、花譜さんがステージに現れます。衣装はポニーテールが印象的な第三形態「燕」。楽曲は4月におこなわれた「V.W.P」のJOINT LIVE「魔女会議」でも披露された「過去を喰らう」から「海に化ける」へと繋がるメドレー形式でした。
花譜さん、星街すいせいさんによる「小夜子」は、誰もが予想していなかったコラボではないでしょうか。2人の歌声が重なる奇跡に、会場全体が2人の歌を聞き逃すまいと全神経を集中しているのが伝わりました。「一緒に歌えて嬉しかったです!」と、喜びを隠しきれない様子の花譜さんに見送られて、すいせいさんはステージを後にしました。
その後、理芽さん、春猿火さん、ヰ世界情緒さん、幸?さんらもステージに現れ「V.W.P」が集結。5人の魔女たちが「共鳴」を披露します。アイドルソングを思わせるポップかつキュートなダンスが魅力的な楽曲は、Vtuberの祭典にもってこい。また、現段階では単体でパッケージ化されておらず、MVも公開されていない本楽曲の披露は、ファンにとっても大きな価値がありました。
続いては出演オーディションにて、見事ルーキー部門に選ばれたエーテル・クレスエンティアさん。その実力と才能が本物であることを、大きなステージで証明してみせました。バレエを踊りながらも、聞き惚れてしまう歌唱力で歌い上げた「Prayer」は、大きな爪痕を残したことは間違いないでしょう!
「今だから出来た曲」としてHIMEHINAの2人が披露したのは「こだましがみ」。時勢、状況を表すストレートな歌詞は観客たちの心を揺さぶるような一曲でした。「フリコドウル」「3分ガール」とライブを盛り上げる選曲でも存在感を強くアピール。会場を彼女たちの色に染め上げました。
ソロのラストを飾るのは「ホロライブ」4期生・天音かなたさん。葛藤や、苦悩を乗り越えて仲間たちと「夢を現実にする」。そんな前向きな彼女のすべてが詰まったと言っても過言ではないオリジナル曲「特者生存ワンダラダー!!」で、最後の最後までファンたちに息をつかせません。
最後のコラボは、大人気スマートフォン向けゲームアプリ『ウマ娘プリティーダービー』より参加したゴールドシップさんと、ホロライブメンバーによる「うまぴょい伝説」。彼女の参加が決定した際に期待されていた楽曲を、想像を超える豪華メンバーでの披露となりました。
電波ソングの中でも飛び切り変則的な曲調と、難易度の高いダンスが特徴の本楽曲ですが、5人は息の合ったパフォーマンスをみせます。時折両手でウマ耳を作る姿には、会場もコメントも大盛りあがり! 文字通り伝説を残していきました。
MC・電脳少女シロさんの「アンコール」に合わせて、会場からは大きな拍手が起こります。それに応えるように、出演者全員がステージに再登場! 「VTuber Fes Japan 2022」公式テーマソングである「ピース!!」を大合唱です。
手拍子に加えて、会場中が歌詞に合わせてピースサインを掲げます。すべての人がニコニコの笑顔になれるような楽曲を持って、経歴や活動内容も違うVTuberたちが集結する祭典は幕を下ろしました。
【DAY2セットリスト公開】
— VTuberFesJapan【公式】リアルライブ_ネット視聴チケット5月28・29日まで販売中! (@VTuberFes_jp) April 30, 2022
💠VTuber Fes Japan 2022💠
本日開催された #VTuberFes2022DAY2 のセットリストを公開✨
ネットチケットは5/30(月)までタイムシフトのご視聴可能なので是非お楽しみください‼️
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🔽視聴https://t.co/nKRjCuR4v0#VTuberFes2022 pic.twitter.com/kOgudLDmOi