レポート

2022.08.03

来栖夏芽さんからのビデオレターも展示! 『リゼロ』、『よう実』、『ノゲノラ』など、ラノベのヒロインにVR空間で会えるオンラインバーチャル展示会をレポート【MF文庫J夏の学園祭2022】

 

『Re:ゼロから始める異世界生活』、『ようこそ実力至上主義の教室へ』、『ノーゲーム・ノーライフ』などを出版しているKADOKAWA・MF文庫J編集部が主催の“MF文庫J夏の学園祭2022”。
その企画のひとつとして、VR空間でオンラインバーチャル展示会が開催されました。

にじさんじ所属バーチャルライバーの来栖夏芽さんも企画に参加しているということで、会場を見て回ってきました。

PCからアクセスする場合はVRChat・DOORいずれか、スマートフォンからアクセスする場合はDOORのシステムを使用します。

入場して最初に広がる光景がこの下駄箱。
学園祭ということもあり、展示場所も学校の教室、体育館、図書館などが使用されています。学園祭をイメージした飾りつけや、MF文庫J作品のイラストが出迎えてくれます。

廊下には協賛されている企業のブースや、各種プレゼント企画の告知がずらり。

この廊下を、下駄箱を背にして右へ進むと動画の展示がある体育館に繋がり、左へ進むと教室にて各種作品の展示、その奥の図書館ではMF文庫J作品の試し読みができます。

廊下の途中には著書の宣伝する来栖夏芽さんの姿が!
来栖夏芽さんはバーチャルライバーでありながら小説家であり、彼女の著書『人外教室の人間嫌い教師』は重版を重ねる人気ぶりでした。その第2巻が8月25日に発売される旨を、ビデオレターにて宣伝していました。さらには同作品のコミカライズも月刊少年エースにて2022年10月号から始動するということで、いま大注目の作品です。

 

 

また、廊下の奥にある図書館では、『人外教室の人間嫌い教師』含めMF文庫Jの複数作品が試し読みできます。図書館ということもあって、新しい作品を知る出会いの場にピッタリです。

来栖夏芽さんも配信で本イベントに遊びに来ていました。
にじさんじ所属のバーチャルライバーが多数出演する企画『Lie:verse Liars』の特番を同時視聴している来栖夏芽さんが見られるのでオススメです。


廊下を曲がって左の教室展示では、『探偵はもう、死んでいる。』、『ようこそ実力至上主義の教室へ』、『ノーゲーム・ノーライフ』の3作品が取り上げられていました。

『探偵はもう、死んでいる。』の展示は、オーソドックスな教室の風景と、物語が始まる舞台となった飛行機内の風景が切り替えて表示できるギミックつき。
飛行機内で繰り広げられるシエスタの戦闘シーンと、学生生活を満喫する君塚の様子が、日常と非日常の対比になっているようでした。

『ようこそ実力至上主義の教室へ』が展示されている教室は、なんと緑一色。特別試験の無人島を彷彿とさせます。
この展示ではシューティングゲームも楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。

『ノーゲーム・ノーライフ』の展示教室はカーテンが閉め切られ、明かりはモニターの点滅だけという仕様でした。
いくつも連なって並ぶモニターやデスクトップPCで、空白の部屋を再現しています。


廊下の突き当たりにある図書館内には、『Re:ゼロから始める異世界生活』のキャラクター・ベアトリスがちょこんと座っておりました。

作中に登場する『禁書庫』をイメージし、ファン必見の空間となっています。
自分が移動するとベアトリスの目線も動くので、本当に目が合っているかのように思えました。“ヒロインに会える”のうたい文句に偽りなしです。

本イベントでは、創作物と仮想空間の親和性を感じることができました。
キャラクターと擬似的にでも同じ空間に存在できるというのは嬉しいものです。
機器さえあればどこからでもアクセス可能で、物語の世界に入れる、キャラクターに会える――バーチャル展示会がこれからも増えていくことを予感させます。
ぜひ来年もまた、開催してもらいたいと思いました。

 

MF文庫J『夏の学園祭 2022』公式サイト

『人外教室の人間嫌い教師』シリーズ特設サイト

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